こんにちは、しげるです。
上のアイキャッチ画像がちょっとおしゃれ過ぎました。(-_-;)
今日は、私の実体験の中で、中国に住んでいる日本人の普段の生活について語ってみようと思います。
普段中国に住んでいる日本人って一体どんな暮らしをしているのかな、と疑問に思っている方、知りたい方、探りたい方、いろいろいらっしゃると思います。
私が知っている範囲の中ですが、あなたにお話しします。
- 中国に住むようになるパターンについて
- 中国での私の仕事の内容について
- 仕事の日と休みの日の過ごし方について
日本人が中国に住んでいる理由のいろいろ
中国に住んでいるといってもその理由は様々ですよね。
でもだいたい次のようなパターンが多いかなと思います。
- 数日間や数週間だけ仕事の出張で中国に行く。
- 中国の子会社などへの出向で長期駐在で中国に行く。
- 中国に会社を設立し事業を立ち上げるので中国に行く。
- 中国にある企業に現地採用されたので中国に行く。
- 高校や大学などの留学で中国に行く。
- 日中国際結婚をしたので中国に行く。
- 中国にいる親族に会いに行くために中国に行く。
- 政府や各種国際交流活動の為に中国に行く。
- 個人、団体旅行の目的で中国に行く。
- その他の理由
ちなみに、私の場合は、下記の2つの理由です。
- 中国子会社などへの出向で長期駐在で中国に行く。(中国滞在経験25年目)
- 日中国際結婚をしたので中国に行く。(結婚生活24年目)
私の上記2つの理由については、私のブログの「ごあいさつ」ページや「プロフィール」ページでもちょっと触れていますので、のちほどご覧頂ければ嬉しいです。
仕事をする日
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出張で中国に来るパターン
ここではお仕事で中国に来られている方のパターンを語りたいと思います。
出張で来られている方は、まず日本で出張計画を立て、航空券や海外障害保険、宿泊するホテルを予約して必要によってはビザの取得をしてから、中国のホテルに一定期間滞在して、そこを拠点に、日中はタクシーや取引先の会社が手配する車に乗って取引先を訪問し商談をしたり、現地市場調査をしたり、関係当局を訪問したり、現地で技術指導をしたり、その会社の状態によって様々だと思います。
仕事が終わると、会社の得意先や出張していた同僚や上司、そして現地中国人社員や通訳の方々と食事をして、その後の仲の良いメンバーでカラオケやマッサージがめちゃくちゃ楽しくてストレス発散になっていたのをいま懐かしく思い出します。(笑)
私自身も中国現地法人の立ち上げ当時は何度も上記のような感じで対応していました。
出張前から出張後までやる事が多くて大変だったけど、まだ30代前半だったという事もあり、エネルギーが満々で、疲れるという感じよりは、冒険心旺盛に取り組んでいました。いろいろやる事があって、社長や上司のプレッシャーも半端なく、問題も多くて大変だけど、海外の仕事って面白い!と思っていました。失敗とか、停滞とかを経て、それが少しずつ前進してだんだん形として成果を出してゆく事に達成感を感じていました。
現地法人への出向で中国に来るパターン
私の場合は、「出張で中国に来るパターン」を経て「現地法人への出向で中国に来るパターン」に次第に変わってゆきました。
いま私の廻りにいる日本人で多いのはこの現地法人への出向パターンですね。
大手の企業とかだと出向期間があらかじめ決められているところが多いのかなと思います。例えば私の知っている某日系大手自動車部品メーカー様は3年−5年単位で来られているようです。出向期間が終了すると次の担当者が来て数年ごとに新しい人に交代されてゆく感じです。5年というとちょうど中国生活にも慣れてきて楽しくなってきたところなので、残念な気持ちで帰国される方とせっかく仲良くなったのにそれを見送る方と両方が寂しい思いをしてつらくなります。そういう方たちは、あとで日本で再会したり、中国でプライベートでまた会ったりする方もいらっしゃいます。
一方、中小企業とかだと出向期間が決められていないパターンが多いようです。実は、この私がまさにこのパターン!会社に海外出向規定なるものがあるのかないのかも分からず、会社の上層部からもいつまでが出向期限という話も聞かされたこともなく、ずるずると25年もいる羽目になってしまっています。おそらく自分から「もう長いのでそろそろ日本に帰国したい」と辛い顔をして言い出せば帰国できたのかもしれませんが、中国現地法人の立ち上げとほぼ同一の1998年に日中国際結婚をしたため、日本に帰国する理由があまりなくなり、「お前は中国出向固定人間」という角度で見られていてここまで来てしまったのかもしれません。
既に、社内にもう二人日本人管理者はいるものの、現地法人立ち上げ当初からずっと駐在している社員は私一人だけです。あとはそれぞれ理由があり、もう辞職されています。
中国現地法人への出向による仕事
現地法人での仕事の話は山ほどあるのでここではさらっと書きますが、私の仕事は下記のとおりです。
- 営業総監として国内外営業活動の責任者としての仕事
- 国内外の得意先との商品案内、商談、受注折衝、出荷連絡、代金回収業務
- 製品デザイン関係業務(開発、改善、デザイン会社との交流)
- 国内外への得意先への出張と顔を合わせた商談(最近は海外出張は無し)
- 国内外の市場調査(商品が販売されている小売店等への実地調査)
- 営業関係データ、統計の作成(中国人社員が大部分をサポートしてくれる)
- 製品の原価計算、国内外販売価格計算、採算の策定
- 国内外営業部や財務担当者との会議、打合せ、各種指導
- 社内日本人管理者、中国人管理者、中国人社員との各種報連相
- 工場現場の巡回、現場社員との交流、改善指導
- 日本本社幹部への営業、財務報告、情報共有
- 社員への教育、指導
- その他いろいろ
在中日系企業の場合、出向者が董事長(会長)や総経理(社長)又は副総経理(副社長)などの役職になる人が多いですが、私の場合は営業総監(営業部長)です。やる事がめちゃくちゃ多く責任が重いです。ある意味、何が起こるか分からない海外で、日本人管理者という立場で責任を負わされる羽目になる立場にいることは正直リスクもあり怖いと感じます。
休みの日
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中国の年間出勤日と年間休日
中国では個人経営を除いて土日祭日は休日の企業が多く、私の場合も土日と中国の祝祭日は休みとなっています。
ちなみに私が働いている中国現地法人の場合、今年2022年は、1年365日の内、249日が出勤日、116日が休日となっています。(ちなみに今年は中華人民共和国建国73年)
休みの日にすること
怒涛の仕事の1週間が終わって、金曜日の夜を迎えるとホッとします。
土日を迎えると休みで嬉しいですが、終わるのも早いんです。(笑)
私の場合休日の過ごし方は、別のページでも少し触れていますが、いまはブログを書いたり、ワードプレスの操作方法を勉強したり(特に不具合な点の解決方法でググったり、フォーラムを見てみたり、サーバー会社に質問したり)している時間であっという間に終わります。その間、ご飯食べて、妻と娘とたわいもない話をして、外をちょっとウォーキングして、買い物に行って、夜シャワーを浴びて、猫とじゃれて終わり。妻と娘もネットを観たり自分世界に浸るのが好きのようでそれぞれが好きなことをしています。
では、他の現地滞在日本人の方はどのような休みを過ごしているかというと、
- 日本人同士でゴルフをする(単身赴任の方)
- 日本人同士で魚釣りをする(単身赴任の方)
- バスケットボールをする(単身赴任の方)
- ウォーキングをする(人それぞれ)
- 特に何もせず、外で美味しいご飯を食べて、酒を飲む(単身赴任の方)
- 家族と一緒に過ごす(日中国際結婚をされている方)(私以外にもいます)
- 家にひきこもり、好きなことをして過ごす(人それぞれ)
- 中国人の彼女と過ごす(単身赴任の方)
上記、私の知っている範囲ですが、休みの過ごし方は人それぞれですね。
大手企業の方だとゴルフも食事も会社の人と一緒という方もいますが、私や私の会社の日本人の同僚もプライベートを大切にしているので、休日は連絡も取らず、お互いに好きなことをして過ごしている、という感じです。
以上、中国在住の日本人の生活についてちょっとだけお話ししました。
また深く掘り下げられればと思います。
ここまで読んでいただき、大変有難うございました。
それではまた!
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