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こんにちは、しげるです。
先週一週間、本業の仕事で北京に出張に行ってきました。
北京は今年1月に出張に行って以来で、本当は5月くらいにまた行きたかったのですが、ちょうどその頃、北京でコロナ感染が急拡大して、ほとんどの人が在宅隔離状態で外に出れず、仕事も在宅勤務状態になっていたようで、大変だったようです。最近ようやく落ち着いてきたので、出張の運びとなりました。
9月下旬の北京は気候も良く、涼しくて空気が澄んでいて、毎日雲一つない晴天という、非常に私が好きな秋の季節の真っただ中で、仕事の方もはかどりました。(毎日お客さんや日本人の方と食べて飲んで確実に太って帰って参りました。 (;^_^A)
一緒に同行した中国の社員も「北京は今が一年で一番いい季節ですよ(笑)」と言ってました。
それを聞いて脳裏に思わず「それじゃちょっと観光でも」の文字が。。。
いやいや、お仕事です、お仕事!経費なんだから!
遊びはダメ、でもちょっとだけ。(;^ω^)
今回は出張のレポートじゃなく、本ブログ初挑戦!「宿泊したホテルのレビュー記事」を書いてみたいと思います!(いやー緊張する~)
今回私が宿泊したホテルは「全季酒店」(全季ホテル)です。
全季酒店オフィシャルサイトはこちら:全季酒店官方网站
中国語で酒店は日本語でホテルの意味で、
英語で言う場合このホテルは通称「Ji HOTEL」と言います。
中国語の発音は「ちぇんじー じゅうでぃえん」です。
実はこの私、この全季酒店のファンなので、ホテルの会員登録をしており、仕事の出張時にはいつも使っています!会員メリットも沢山ありますよ!
ホテルの様子がわかり易いように画像を多めに使っています。
それでは行ってみましょう~!。
- 全季酒店についての概要
- 宿泊して良いと思ったこと
- 宿泊して良くないと思ったこと
- 実際に宿泊してみた感想
- おすすめする私の本音
全季酒店ってどういうホテルなのか
きちんとホテルについての概要を気になるあなたにご説明するため、中国の検索エンジン「百度」にて全季酒店と入力し検索しました。
スクリーンショット引用元:百度
- 全季酒店は、華住グループ傘下のミドルレベルホテルのブランドである。
- 中国の31の省をカバーしている。
- 開業から数えて店舗数が約1200店舗になる。
- 2005年の創業。
- ホテルの創始者である季琦氏の指導の下、華住グループは世界最大のホテルマネジメント企業である。
- 2010年、米国ナスダックに上場を果たす。
- 2020年9月、香港株式市場に上場を果たす。
- 2019年、米国<HOTELS>マガジンで発表された「グローバルホテルグループベスト325」=<HOTELS325>の最新ランクによると、華住集団は第9位にランクインされていると共に、ホテル管理企業トップ10の首位を誇る。
- ブランド趣旨:”東洋の自然体を享受する”
- ブランド理念:”東洋、快適、人文”
とまあ、こういう感じですごいホテルです。(-_-;)
ホテルの店舗数も多いのですが、そのレベルもなかなかのものです。
それにこのホテル、グループとして30もの異なる名前を持つホテルを傘下に持ち、1億9000万人の会員がいて、14万人の社員がいるんです!(どこまですごいんだか、開いた口がふさがりません)
ホテルの入口の雰囲気はどうなのか
まず、ホテルのエントランスと受付、1階のロビーフロアはこんな感じです。
受付カウンターでPCR陰性証明をスマホで提示し、チェックインを済ませ、ルームキーとしてのカードを受け取ります。宿泊したこのホテルのエレベーターは2基でエレベーター内のセンサーにルームカードをかざすと、自動的に自分が宿泊する階層まで上がります。
- ルームカードが無いと、エレベーターを使う事が出来ません。高級ホテルでは一般的ですが、このレベルのホテルとしてはセキュリティーの良さを感じます。
- 受付カウンター或いはロビーに設置されたサーバーで、ペーパーカップ入りのコーヒーやお茶、お水を頼んで無料で飲む事が出来ます。
- ロビー全体にいつものクラシックギターの音楽が奏でられ、移動で緊張した気分を落ち着かせてくれます。
- 常に静かなロビー環境で、ここにいるだけでも落ち着きます。
部屋に入るとそこはくつろぎの空間
部屋のドアにルームキーをかざすとピッと音がしてドアの施錠が解かれます。
ドアを開けると、目の前には実に心地よい、目と心にやさしい、まさに自分のくつろぎの部屋としての空間が広がっています。
- ルームカードキーを入り口の差込口に差し込むと自動で部屋全体の電灯とTVの電源が入ります。
- エアコンは部屋のベッドの脇にあるコントローラーでオンオフ、温度調整、強弱を微調整出来て起動の反応が早いです。音は静かな方だと思います。
- 部屋の電灯は入口とベッド左右にあるスイッチでオンオフをする事が出来ます。
- 当然電話もあり。内線、外線ともに使えます。
- アロマディフューザーもあり、自分でスイッチを入れて使う事が出来ます。
- キングサイズベッドは幅広く、ベッドの硬さもちょうど良く、枕もふかふかです。
- 部屋にTVが付いており、TV以外にホテルの案内やサービスを頼む事が出来ます。
- 部屋の奥にはミニ冷蔵庫とポット、無料のペットボトル入りミネラルウォーターが数本あります。冷蔵庫は冷えています。毎日数本補充してくれます。
- 部屋全体が木と淡いベージュを基調とした落ち着いた雰囲気でシンプルなデザイン。
- 今回宿泊したホテルでは毎日ミネラルウォーターを3−4本も持ってきてくれてました。
- 机と椅子はパソコン作業をするうえではちょうど良い高さと広さです。
洗面台とトイレとシャワーはこんな感じ
私の部屋は入ってすぐ左に洗面台、右に独立したトイレとシャワー室があります。
洗面台は写真で見ると小さく見えますが、実際は横に幅広く、持参した小物を置いてもまったく邪魔にならないくらい広いスペースです。水道の蛇口は温水と冷水の両方が出ます。
- 洗面台の鏡のフチの電灯のオンオフが出来て鏡が明るく見やすい。
- 洗面台が広く使いやすい。小物を置いても十分なスペースがある。
- 荷物を置く荷台の高さが丁度良い。
- ハンガーも太い柄、細い柄の両方がありスーツやワイシャツどちらでも掛けられる。
- トイレは全部の部屋が洋式トイレ。ホテルによりウォシュレットタイプと普通の水洗タイプがある。
- トイレの便座が電気で常に温かくされていて冷たくない。
- トイレの水洗も軽く触れるだけのワンタッチスイッチで指が疲れず水流も強い。
- シャワー室にはシャンプーとボディシャンプーが常備されている。
- シャワーも手で持つタイプと天井に固定されたシャワーの2種類が使える。
気になる朝食はいかに
ホテルに泊まると気になるのが朝食ですよね!(*^▽^*)
全季酒店は朝食込みと込まない2つのパターンを選べますが、私はいつも朝食込みで予約します。何故なら、「種類が豊富で美味しい!」からです。(単純(;^ω^))
朝食はビュッフェ式です。写真をいくつか撮ってみましたのでご覧ください。
- メニューが豊富で好きなものをいくらでも食べられる。
- 生野菜サラダがあるのが嬉しい。マヨネーズとゴマドレッシングがある。
- おかゆにはピリ辛細切り大根やピーナツ、海藻、などを好みで入れられる。
- 麺類はその場で茹でてくれる。麺に入れる具材も自由に選べる。
- 体に良さそうな野菜系の食材が多い。もちろん卵やウィンナーもしっかりある。
- 肉まんやあんまん、饅頭の他、蒸し餃子もある。
- 飲み物は牛乳と豆乳、珈琲の3種類。どれも温かい。
- 食後のカットフルーツやスイーツまである。
- おかゆ、麺、おかず系食材は全て温かい。
- どのメニューも日本人の口にも合う。極端な味の食材は無い。
- 使用するお箸やスプーンは消毒してあるものを使うが、使い捨て割り箸もある。
- 朝食の時間は7:00~9:30くらいまでです。
- 時間が無く急いでいる場合は、小さな箱に入れてテイクアウトも出来ます。
朝食を取る時には、食堂にいる担当者に部屋番号を伝えればOKです。
美味しくてメニューも飽きないので、私は毎朝しっかりお腹いっぱい食べてました。
全季酒店の朝食ビュッフェはどのホテルに泊まってもそれなりのレベルの朝食が楽しめます。しかも地域性のあるメニューもあったりして、面白いです。
痒いところに手が届く気遣いが嬉しい
全季酒店に泊まって心地よいな、と感じる原因は痒いところに手が届くからかな、と思います。
上のほうでも少々書いておりますが、
- スマホでどこにいてもいつでも部屋の予約
- キャンセルが簡単
- 予約情報を社内や家族友人とウィチャットで情報共有できる
- 予約するとホテルの住所だけでなく地図も出てきて迷わない
- ロビーで自由に飲めるコーヒーやお茶
- カード式でセキュリティの高いエレベーターや部屋
- カードを差し込むだけで部屋の電気とTVがオンになる設計
- ミネラルウォーターを何本も提供してくれる太っ腹
- トイレに関しては常に温かい便座、ワンタッチ式水洗
- 美味く種類も豊富なビュッフェ式朝食、時間が無い時にはテイクアウトも出来る朝食
などなど挙げればきりがありません!(*^▽^*)
こんなにいいところがあるホテルなので、本当におすすめしたくなるんですよね。
スマホのアプリでかんたん予約/取消操作
ここまで多くの写真を使いご紹介してきましたが、全季酒店の予約やキャンセルはスマホのアプリから簡単に出来ます。
スマホで「华住会」というアプリをダウンロードして、必要事項の入力を行ない、使用します。
日本人(外国籍)の私でも問題なく登録して使用出来るので大丈夫ですよ。但し、アプリは全て中国語のみでの表記になるのでご注意ください。
このアプリから、宿泊を希望する都市の具体的なホテル、チェックイン/チェックアウト日を入力して検索できます。すると、部屋の種類や画像、ホテルの住所、使用交通機関、電話、宿泊料金が出てきますので、ご希望の内容で予約ボタンで操作して、最後はスマホ上で決済します。
- 予約時に先にスマホで宿泊料金を支払います。
- 支払いはウィチャット、アリペイで可能。
- 宿泊前のキャンセルもアプリから簡単に出来ます。
- 現在中国は、基本的にどのホテルに泊まっても48時間以内のコロナ陰性証明をスマホで見せる必要がありますのでご注意ください。
- 全季酒店はホテルによっては外国籍の人は宿泊不可のところがあるのでご注意を。予約する前に一度そのホテルに直接電話して確認する事をおすすめします。
会員になると多くのお得な特権が得られる
最後にもうひとつ(ここが大事!)、全季酒店のすごいところがあるんです。
それは、
「华住会」の会員登録をすると、
様々な優遇措置を享受する事が出来るんです!
その内容は次のような内容です。(自分で書いて驚いてます)
- 最大15%の宿泊料金の割引が得られる。
- 最大2.5倍のポイント還元が得られる(スマホで予約時)。
- 朝食が2人分無料になる。
- チェックアウトを午後2時まで延長できる。
- 予約を当日の20時まで保留に出来る。
- 誕生日には2枚ギフト券をくれる。
- スマホの充電器を無料で借りられる。
- 当日20時までキャンセル料無しに出来る。
- ホテルの飲料は10杯で1杯サービス。
- 予約時にいい部屋を優先予約出来る(空きがある場合)。
- 全季酒店のネット店舗でお買い物をすると5%割引が得られる。
- Wifiが無料。
- 部屋のアップグレードが出来る。
- お客様ホットラインを優先的に繋いでもらう事が出来る。
- 時間借りの場合も宿泊代の割引が得られる。
- ウェルカムフルーツをくれる。
- 沢山ある種類の中から好きな枕を選ぶ事が出来る。
- 溜まったポイントを使って、部屋代や「華住商城」の中から特選品の購入に使う事が出来る。
見てください。
ただ会員登録をするだけでこんな沢山のお得な条件を得られるんです。
ちなみに私は入会から数えて何度も本業の出張で宿泊しているので【铂金会員】(プラチナ会員)にアップグレードされていて、様々なメリットを享受しています。でも、一番感じるのが、「宿泊代の割引価格」ですね。これが一番肌身に感じて分かります。このホテルに泊まる事で会社の経費も抑える事が出来ます。
\日本から中国への渡航に便利なリンクをここに載せておきますね↓/
最後に、デメリットはないのか
全季酒店に泊まるデメリットを考えてみました。
私が実体験で感じるデメリットというか不便に感じるところはこんな感じです。
- シャワー室にいわゆる風呂が無くて日本のように体全体を浸かれない。
- シャワー室を使ったあとにシャワーの水がドアの外(トイレ側)に滲み出る事がある。足ふきタオルを敷いておけばいいだけ。
- 部屋によっては窓の無い部屋がある。選ばなければいいだけ。
- 窓を開けると外の騒音がうるさく感じる時がある。閉めれば良いだけ。
- お茶と急須はあるが、私自身は実際飲む機会が少ないので使わない。ただ見てるだけ。
まとめ
という事で、今日は中国で私が一番におすすめする「全季酒店」とその魅力、メリット、デメリットについて書いてみました。
中国には当然、高級ホテルや安いホテルもありますが、全季酒店は宿泊料金も1泊あたり200元台~400元台とお手ごろで、正式領収書(増値税専用発票)も発行してくれて、仕事の出張としても旅行の宿としても無難に使えますし、シンプルな内装だけどすごく快適で、どれをとってもバランスが取れていて、外国人でも安心して泊まる事ができ、サービスが行き届いて、あなたに自信を持っておすすめできるホテルとして本当に一押しです!
今回、私が宿泊した北京の全季酒店も幹線道路が走り、外国の大使館とか多い利便性の高いエリアでしたが、1泊平均300元台後半で泊れました。
ただ、人気のホテルなので、季節や場所、曜日によって宿泊料金や予約可能状況が変化するので、アプリで最新の情報を確認してみてください。
中国に来られる予定がある時は是非検討してみてくださいね。
快適で素敵なステイとなる事を祈っています。
ここまで読んで頂いて、お疲れ様でした。
有難うございました!
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