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こんにちは、しげるです。
4月も終わりに近づき、だいぶ気温も上がり、蒸し暑さも感じる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
中国もついに年に一度の「労働節」の5連休を今日から迎えましたが、日本に於いては更に長期連休の「ゴールデンウィーク」を迎えますよね!今年のゴールデンウイーク、あなたはどんな予定を入れていますでしょうか?
しかし、1カ月って本当に早いですよね(あー、またおっさんの世間話が始まった)。もうそろそろ4月も終わり5月を迎えようとしてますからね。私自身、今年は前半から、本業の仕事で中国各地や香港へ出張に出かける機会が多くて、営業として頑張っているんですが、仕事とはいえ動き過ぎて少々バテ気味になっていて、50代後半の体にはきついな~、大丈夫かな~自分、と少々不安になる時があります。
そんな中でのブログ更新ですので、時間のやりくりが大変ですが、この5月で1年になるこのブログ、記事も少しずつ増えてきたせいか、最近私のブログを読んで下さったり、コメントをくださる方も増えて、更にはツイッターでリツイートして下さる方もいて、なんだか今までやってきたことが無駄ではなかったな~、と非常に嬉しく思う今日この頃です。
さて、話は変わりますが!(来た)
今日のブログのテーマなんですが、タイトルにある通り、夫婦で同じ屋根の下に住んでいるなら必ずぶち当たる問題、「家事」と「お金」の分担について書きたいと思います。
なぜ、このテーマにしたかと言うと、日中国際結婚して24年にもなる日本人の私と中国人の妻が、ここ中国広東省汕頭でマンションを買い、2人を子を授かり、ずっと同じ屋根の下に住み続け、一緒に生活をし続ける中で、毎日のように押し寄せてくる、決して避ける事の出来ない問題として、日々の「家事」と「お金」を分担を私と妻がどうやっているのか、そのリアルなありのままの現状をあなたに見て頂き、「えっ、なるほどそうなのか、大変だな」、と今後の参考にして頂きたいし、この我が家の分担が正常なものなのかどうか、あなたのご意見も頂けたら嬉しいな、と思うのであります。
前置きはこのくらいにしておいて、さあ、行ってみましょう!
- 日中国際結婚をした我が家の家事の分担について
- 日中国際結婚をした我が家のお金の分担について
- 家事やお金の分担から感じること
- 中国でよくみられる家事分担の姿
我が家の家事の分担について
まず我が家の家族構成(4人)ですが、こんな感じです。
私 | 在中日系メーカー会社員。週5日勤務。中国内の出張多い。 |
---|---|
妻 | 専業主婦。実益を兼ねて在宅で「株」をやっている。 |
息子 | 大学4年生。現在広州に一人暮らし。6月に卒業予定。 |
娘 | 高校1年生。月曜から土曜日(午前)は学校に通っている。 |
現在息子が大学卒業を目前にして、就職を考えて広州のアパートで一人暮らしを始めたので、我が家のある汕頭のマンションには私、妻、娘の3人が暮らしています。
ですので、家事ができるのは「3人」という事になります。
でもですね、その家に人がいる事と、家事をやることというのは「別物」なんですよね。
家族として長年生活をしてはっきりと分かりました(笑)。
それではここで、我が家の「家事の分担」を発表いたします!
私
- 週末のご飯作り(カレー、スパゲッティ、炒め物)
- 台所の皿洗い(ほぼ毎日)
- 部屋全体の掃除(主に汚れやすい床掃除)
- 自分の衣服の洗濯と取り込み
- 郵便物の引き取り(主に妻がネットで購入したいろんなもの)
- 日常のゴミ捨て
- ねこのトイレ掃除、ねこの餌と水の補充
- 食料品の購入(リアル店舗とネットでの購入)
- 部屋の壊れた電球の交換
- トイレ掃除(金運を呼び込むため綺麗によく拭く)
妻
- 平日夜のご飯作り(基本中国家庭料理)
- たまーに皿洗い
- 妻本人と娘の衣服の洗濯と取り込み
- 私の服のアイロンがけ(これは妻のレベルが高い)
- 生活必需品(食料や日用品)のネット発注
- 全体的なねこの世話
- ひび割れた壁のペンキ塗り(男まさり!)
- トイレ掃除(トイレ洗剤を使用)
娘
- ごくたまーにいやいや皿洗い
- 自分の分だけご飯作り
- たまーにネット郵便物引き取り
- たまにねこの相手
いやー、こうやって見ると、私、頑張ってますね!
あくまでも日常の代表的な家事ばかりなのですが、特に自分の衣服の洗濯は何時かしら自分がやるようになってしまい、衣服をベランダに干して、取り込むのも私がしています。
あと、大変なのは、皿洗いと床掃除、そしてなんと言っても日常ルーティーン化しているのは、主に妻がネットで注文する実に様々なモノの郵便物の集配所までの引き取りですね。中国では、ネットで注文したモノは「菜鸟驿站」と呼ばれる自宅の近くにある貨物の集配所まで取りに行くのが習慣になっており、その役目はほぼ私が担当しています(妻が出不精なので完全に私に頼っている状態)。
「菜鸟」という携帯アプリを使うのですが、自分や家族の発注した貨物の物流状況や到着情報がわかるようになっており、妻が発注した貨物も到着すると貨物番号が表示され、引き取りに来るよう催促されるんです。どんなものを妻がネットで買っているかと言うと、私も中身がわからないことの方が多いのですが、だいたいこんなものを買っています。
- 食材(米、野菜、果物、麺、冷凍食品、お茶、その他)
- 日用品(ティッシュペーパー、洗剤、その他)
- 衣服(主に妻本人と娘の服)
- 電気製品(掃除機、除湿器、電熱器、厨房用品)
- キャットフード、猫砂、ねこ用グッズ
ホント色々なんですが、ザっとこんな感じですね。
ですので、私は会社帰りに自宅マンションの敷地内にある「菜鸟驿站」に行って貨物を引き取りに行きます。もう何度も腐るほど行っているので、お店のおじちゃん、おばちゃんと顔見知りとなり、「また来たか~」みたいに思われ、完全に慣れ合いになっています。でも、夕方など、特に人でいっぱいで混んでいる時は大変。みんな自分の貨物を早く取ろうと思うので、割り込んで来たり、自分で番号を見つけてさっさと荷物取って帰る人もいたりします。そうすると大人しい私はあとの方に取り残され、人がほぼいなくなってから自分の番号を伝え貨物を取ったりしてます(リアルでしょ)。
- 家事はほぼ私と妻の2人で行なっている(娘はたまーに参加)。
- 妻も私も基本綺麗好きだが、私の方が潔癖症かも。
- 妻も私もたばこを吸わないので、部屋の空気はいつもきれい。
- タイル床はほこりですぐ汚れるので毎日掃除しなければならない。
- 皿洗いも洗濯も常にマメにして、溜めないことが大事。
- 私の作る料理は少しワンパターン気味。でも家族は喜んで食べる。
- 妻の作る料理は「ザ・中華」。ご飯がすすむ肉と野菜料理が多い。
- ワイシャツのアイロンがけは妻に依頼。素晴らしい出来上がり。
- だいたいこんな感じで分担するのが我が家の暗黙の了解である。
という訳で、我が家の家事の分担の実情をお伝えしました。
やっている事ひとつひとつは簡単な事なんだけど、毎日やるっているのが一番大変なんですよねー。生活ってリアルですよねー。
画像引用元:我が家のお金の分担について
次に、我が家のお金の分担についてご紹介します。
我が家の場合、基本となる収入は、私が日系メーカー中国現地法人で働いて得られる給料(日本から支払われる給料と中国から支払われる給料)と日本の賞与(夏と冬、年2回、プラスたまに特別賞与あり)だけで、いわゆる「一馬力」の収入です。
中国で頂いている人民元建てのお給料は、毎月お給料が出たその日に、そっくりそのまま妻に渡しています(偉いでしょ!トホホ)。会社の女性社員からも「いい旦那さんですね!」と言われています。でも私は内心、他の男性社員がどうしているか気になります。
一方、妻の方はと言うと、あくまでも「実益」を狙いかなり前から始めた「株」のトレーディングがありますが、肝心な「収益」の状況が私の方で定かではなく、妻も私にはっきりと今月、今年、いくら儲かったか、損したか、を言わないので、いわゆるグレーゾーンです(笑)。でも、今でも平日の朝9時になると中国の株式市場のオープンに合わせ、リビングのデスクにずらりと並べられたパソコンと携帯電話の電源を入れ、全画面一斉にチャート表が表示されてそれを眺めている妻の姿を見ると、一塊のプロトレーダーのようです。
さて、我が家の「お金の分担」についてですが、私と妻が分担する形となります。ざっくりとですが、こんな感じです。
私
- 息子と娘の学費及び学校関連費用(大学生と高校生)
- 息子と娘の毎月のおこずかい(それぞれ100元ずつ)
- 息子の広州のアパート代の補助(月1000元、今年6月まで)
- 家族用食料品の購入(食材、パン類、インスタント麺、牛乳等)
- 我が家の水道光熱費(月に200−1000元前後、変動あり)
- 自分の床屋代(2カ月に1回程度)
- 自分の洋服代(ほとんど買わない、靴下くらい)
- 自分用サニタリー用品(髭剃り、シェービングフォーム等)
- 娘のパスポート&ビザ更新費用
- ネット購入品の費用(主に日本製の食品)
- お祝い費用(家族の誕生日、結婚記念日、国際婦人デー)
- 妻の自動車保険料とメンテナンス費用(年1回)
- Wifi費用(Google、Youtube, Twitter, Instagram及びブログ対応)
- ブログの維持費(レンタルサーバー、ドメイン、Canva)
- 個人で使うタクシー代、レンタルサイクル代
- その他、不意に必要となるお金
妻
- 大学生の息子の生活費(月1600元程度)
- 高校生の娘の学生服や洋服、カバン、教科書など
- 妻が自分で掛けている中国の各種保険料(年払い)
- 妻がネットで購入するモノの購入費用(主に家庭用品)
- 自家用車のガソリン代(最近あまり乗らない)
- 自分と娘の携帯電話代
- 我が家の中国系Wifi費用(私は使わない)
- 日常の食材の購入(リアル店舗とネットの両方)
- キャットフード、猫砂費用
- 妻が毎月私にくれるおこづかい(200元)
ざっと書いて見ましたが、お金の分担はこんな感じです。
あなたのご家庭はどんな感じでしょうか?逆に知りたいですー。
- 私の中国の給料は全て妻に渡し、妻はその範囲内でやりくりしている。
- 私は妻から毎月200元のおこづかいを貰うがいつも生活用品に消えている。
- 私が負担するお金は基本的に日本の給料を使っている。
- 最近人民元レートが悪く、銀行のキャッシングは本当に割に合わない。
- 息子が今年6月に大学を卒業するので、今後は娘だけの学費となる。
- 妻はネットでお買い得商品を買うのが得意になっている。
- 私はパン屋さんではデポジット支払いにしてお買い得に購入している。
物価がじわじわと上がっている中国。私の少ないお給料の中で毎月やりくりしてくれている妻には感謝しかありません。これって、ネットも発達して企業同士の競争原理の働いている中国だからこそ、日常の食材やそこそこいいものが安価で買えるので、この少ない給料の中でできるんじゃないかと思うくらいです。
また、私は日本の本社からもお給料を頂いていますが、上に書いた私の分担費用は日本の給料を使って支払っていますので、銀行ATMを利用したキャッシングをして人民元を引き出して使っていますが、問題は、昨今の人民元VS日本円のレートがとても悪く、1元=19円−20円もするので、実質日本の可処分所得が減っている状態になっているという事です。
このレート問題、非常に危うく、厳しい現実ですよね。
なので、いま中国で生活している日本人の方で、日本から日本円建ての給料を貰っている方は同じ悩みを抱えているのではと思ってしまいます。もちろん、中国現地採用ならば、給料は人民元だけだと思うので影響はないと思いますが、国が違うと、文化や言語、習慣云々といった問題以外に、大事なお金の換算レートが生活に影響を及ぼすことになるという事を、身を以て感じています。
ですので、毎月と先々の色々な事を考えて、いつも頭の中で、自分がキャッシングで毎月使えるのは人民元で上限いくらまで!と決めておくようにしているのです。
家事やお金を分担して感じる事
結婚した当初は家事やお金のことなんて、お互い協力してやるものだ、と思っていて、妻とは誰が何の家事をやる、お金はどちらがどれを負担する、なんて全然決めてませんでしたが、長い結婚生活の中で、お互いが出来ることや頼れることがだんだんわかってきて、今に繋がっているな、と感じています。
大事なのは、自分がどうしたら家族といつまでも長く一緒に楽しく過ごせるか、自分が気持ちよく過ごせるか、妻や子供たちが快適に過ごせるかどうか、ではないでしょうか。
私も自分のやっている家事や負担するお金を書き出して、振り返ってみて、
「昼間仕事しているのに、帰ってまたこんなに多くの家事をしなきゃいけないのか」
とか
「妻も働いてくれたら、もっと家計も楽になるのに」
なんて思うときもありますが、すべき家事がある、払うべき費用がある、と言うのは、頼られていること、そうする責任があること、その上で「我が家」と言うものがあるんだ、と前向きにとらえるようにしています。
そして、子供達にも、私たち夫婦の背中を見てもらい、心身共に健康に成長し、将来自分が愛するパートナーと生活するようになった時、自分のパパとママを想い出して、夫婦仲よく家事とお金の分担をやってくれたらいいな、と思っています。
家事やお金の分担、これ、別に国際結婚じゃなくても、同じですよね。ふと、思ってしまいました。
中国でよくみられる家事分担の姿
我が家のことではありませんが、中国で中国人同士が結婚した場合、家事はどうしているのか、という問題ですが、一般的には、「意外と旦那さんの方が夕食の準備をしたりして厨房に立つ人が多い」と聞いています。
私が勤める会社の中国人スタッフの中にも、帰宅後は家で料理を作る、という男性社員がいました。奥さんは作らないの?と聞いたところ、お互い仕事をしているので、どちらかが早く帰宅した方が料理を作る事になっていて、そうしている、と聞いたことがあります。見かけによらないな~、と思ってしまいました。
なので、一概には言えませんが、中国人男性は昼はがっちりと仕事をし、稼いで、お金を家に入れてくれて、帰宅後は意外と家庭的で(失礼!)、料理の腕前が良かったり、家事をなんでも積極的にこなしてくれる男性が多いかもしれませんね!
このブログを読んで下さっているあなたがもし女性で、近い将来ご結婚をお考えなら、一度調べて考えてみてはいかがでしょうか?
画像引用元:まとめ
今日は、「日中国際結婚夫婦の家事とお金の分担」というリアルな問題にスポットを当てて、我が家のリアルを書いて見ました。
家族構成によってはここに義兄弟、義父母と一緒に住んでいるとかになると、また家事と家計の分担は色々と違ってくると思います。
我が家の場合は、義兄弟、義父母との同居ではなく、シンプルに親子4人(実際同居は3人)の場合のシチュエーションでのお話となりました。
あなたのご参考になれば嬉しいです!
今日もここまで読んで頂いて、大変ありがとうございました。
それでは、また!
よいゴールデンウイークを!
祝你五一节快乐~!
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