中国いろいろ雑記帳

超おすすめ!中国の激うまローカル食文化 その①

アイキャッチ画像参照元:百度

こんにちは、しげるです。

今日はあなたの興味のある「食べ物」のお話を少し。

中国の「食文化」についてのお話、その①です!

といっても、私自身が中国の生活の中で発見した美味しいローカルフードのお話ですよ。

大げさなものでありませんので気楽に読んでいただけたら嬉しいです。

画像が美味しそうでよだれが出そうになるかもしれませんのでご注意ください(笑)。

今まで中国で食べてきたもの

中国に25年も住んでいると、もう本当にありとあらゆる場面で本当にいろんなものを食べてきました。

あの有名な北京ダックやなまこ料理、アワビ料理のような高級料理から、蛇、犬、蛙ような、えっ!と思うようないわゆるゲテモノ料理まで。全てが美味しかったかと言われれば、めちゃくちゃおいしいものもある中、うーんと考えてしまうような、そうとは言えないものもたくさんあります。

中国では、「空を飛ぶ翼のある飛行機、足が4つある机以外は全て食べる」、なんて言われています。これはちょっと大げさな比喩ですが、要するになんでも食材にして美味しく料理して食べてしまう、という意味です。

中国で食するものなんて種類が多すぎてとても一言では言い切れませんし、もう食べて美味しかったけれど忘れてしまった料理などもたくさんあります。(食べ終わると忘れる性格)

中国で食べる食事というと、普段自宅で野菜、肉、魚を使って作る料理から、レストランや食堂での外食、ネットで注文するデリバリーなどもあるし、仕事に於いては身近なところで会社の食堂のお昼ご飯、社員や幹部との食事会、そして、私の場合職業として食品の営業をやっているのでお客様との接待やら偉いお役所様への招待とか、いろんなシチュエーションでいろんなピンキリの食事をしてきましたし、今も昔ほどではありませんが、機会があるたびにしています。

当然、中国だから中国料理だけを食べてきたわけでもなく、中国には日本料理を含む東南アジアや欧米の料理までいろんなものが食べれるので、食べたいときに、食べたいものを、自分の予算に応じて一人或いは家族、友人、会社の人、得意先、お客所関係の方とかと食べてきました。

いまは、個人でもチェーンでも個性ある料理を提供するお店も本当にたくさんあります。

しげる
しげる
中国には近くの小さな食堂やレストランでも美味しいものは沢山あります。店構えも雰囲気も値段もそれぞれ。要はその味や店の雰囲気を楽しめるかだと思います!

おすすめの中国ローカルB級グルメ

ということで、今日は何が言いたいかというと、私の住んでいる街で美味しいと思うまさに「B級ローカルグルメ」のうち、おすすめの一品をご紹介したいのです。

私のおすすめ中国B級グルメ”超ピンポイント”紹介です。

私が今日ご紹介するのはこれ!

名前を「腸粉」(発音:チャンフェン)と言います。

地元汕頭の腸粉 (アングル1)

 

腸粉 (アングル2)

 

腸粉 (アングル3)

 

この「腸粉」は、私の住んでいる広東省では非常に有名で、同省の羅定市をその起源とする歴史があり、それが地域性をもって各地に派生して、その土地土地の味覚や食文化に合わせて「カスタマイズ」され、その数100種類以上に及び、私の住む汕頭市では上記のようなルックスのB級グルメとなっています。ですので、他都市の腸粉と地元汕頭の腸粉ではルックスや味が全然違います。

腸粉ってどういう食べ物なのか

中国の検索エンジン「百度」で「腸粉」と検索すると下記のような検索結果が出ます。

  -肠粉−
肠粉(粤语拼音:Cheong fan)是一种广东非常出名的汉族传统小吃,属于粤菜系,源于唐朝时的泷州(今广东罗定市)。肠粉分类只能按其制作方式来划分,一般用布拉的称为布拉肠粉,另一种是直接蒸的,通常是用抽屉式肠粉。肠粉并不能用地方来划分,因为各地商家都会根据当地市场,迎合客人口味,调整风味,都会在肠粉前加上当地城市名称,如广州的会称为广州西关肠粉,潮州的会叫作潮州肠粉。按照这样的划分方法,那全国会有数百种肠粉,并不科学。因为所有肠粉其实都是罗定肠粉的一种。
中文名
肠粉
外文名
steamed vermicelli roll
别名
惠积糍、龙龛糍、拉布粉等
主要原料
米浆、生蚝、猪肉片、牛肉片、鸡蛋、虾肉、香菇、青菜、鲍鱼、韭黄、玉米、火腿肠、腊肠、花生酱、沙茶酱、豆芽、辣椒酱、酱油
主要食用功效
清淡,入口即化,富有弹性,美味鲜香    -中国検索エンジン「百度」より引用-

「腸粉」とは:

米粉を使って水で溶き、それを薄い1枚の皮のように伸ばして、その中に「溶きたまご」、「小エビ」、「青い葉野菜」、「豚肉或いは牛肉のミンチ」、好みで「小さな牡蠣」や「きのこ」などを入れて、

① 布の上に伸ばして蒸す調理方法と、

② 専用の四角いステンレス製蒸し器に直接流し込み約2~3分蒸して食べる食べ物です。

私の住んでいる広東省の汕頭市では「潮州腸粉」と言われ、上記の②の方法で調理されます。

蒸し上がったら、それを店員の方が手際よくヘラで手繰り寄せて皿の上に乗せ、その上に沢庵のような食感の甘辛く味付けされた駒切れ野菜が散りばめられ、そして最後にその店独自の秘伝のたれ(醤油、油、砂糖、塩等)をかけて出来上がりです。

上記の写真は私が実際に会社の社員と営業の外回りをしているときに、ちょっと小腹が減ったので、近くにあったのでちょっと立ち寄った腸粉専門店で撮影したものです。

お味の方は、米粉の皮が織りなすトロっとしてもちもちした食感で、蒸された肉、野菜、卵、そして醤油ベースのたれが合わさり醸し出される味が絶妙で非常に美味しい!

私的には一皿で満腹にはなりませんが、ちょっと小腹を満たすにはちょうど良い量と言えます。

値段は、一皿7元~10元程度です。使う食材により値段が異なります。

以前は、3元~5元程度で買えましたが、中国のいろんな物価の上昇により昔のような値段ではやっていけず、現在のような値段になってしまったようです。それでもまだ安いローカルグルメであることは確かです。

食べ終わったらアプリでお勘定を済ます

食べ終わった後、店の壁や机の上に「微信」「支付宝」のQRコードがあるのでそれを携帯電話のアプリでスキャンして、自分で商品の金額を入力し、暗証番号を入力して決済完了です!

店によっては、結構よくあるんですが、支払いが完了すると、自動音声で「微信で7元入金しました!」と恥ずかしくなるくらい大きな声が店内に鳴り響き、「支払いが完了した」事が店員はじめそこにいるお客様全ての人たちに知れ渡ります。(これはいまでもちょっと恥ずかしい)。逆にここまではっきり言われると堂々と胸を張って店を去る事が出来ます。エヘン!

基本、どのような店でもこんな感じで支払いを済ませます。

今日は、私の好きなB級グルメのお話をちょっとだけさせて頂きました。

中国に長くいると、自分の好きなグルメが「必ず」出てきます。

そういうお店を自分で開拓するのも非常に面白いです。

驚く美味しいグルメに出逢ったり、そうじゃなかったり、お店ごとに味が違ったりしてそれを楽しむのもありですね。

街中の気になった店にふらっと立ち寄り

好きなものを注文して食べる

お勘定をして、爪楊枝をもらって

満足そうな、渋い顔をしながら

シーシーしながら出てくる。

これが出来たらあなたも現地人!!

中国に来たら是非お試しを。

また、今後もアップしてゆきますね。

今日もご覧いただき有難うございました!

追伸:腸粉も好きですが、実は、サッポロ一番味噌ラーメンも大好きなしげるです。(汗)

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ABOUT ME
しげる
新米ブロガーしげるです。ただいま58歳! ブログを始めました! 中国からみなさんのお役に立てるいろんな情報発信してゆきます!

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