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こんにちは、しげるです。
突然ですが、今日の昼間、我が家の飼いねこのみゃおみゃおに
突然顔を引っ掻かれました。
いつも穏やかな性格のみゃおみゃおが、いきなり私の顔に向かって左アッパーの一撃を加えて私は大変なことになりました。(とはいっても命にまったく別状はありませんのでご心配なく)
今日はそのお恥ずかしい情けないお話とその日の対処方法についてお話しします。とりあえず今日の対処は終わりましたが、まだ顔の一部をヒリヒリさせながらブログを書いております。その痛みを感じながらの執筆です。
ペットを飼っているといつかはこういう事もあるので、もしあなたが家で犬や猫などを飼っている場合の、万一引っ掻かれた場合の対処方法についてご参考になれば幸いです。
思うのですが、
まさか
ねこに引っ掻かれた記事を書くとは思いませんでした。
- ねこに引っ掻かれたきっかけについて
- ねこに引っ掻かれた後行なった対処について
- ねこを飼っている時の注意点(経験談)
この記事は、私が中国の我が家飼い猫に顔を引っ掻かれ、出血し、自分で止血の対処をし、その後すぐに中国の地元の病院に行き処置を受けた時のことを書いています。私が行った処置はあくまでも私個人の判断で行ったことですので、参考としてお読みくだされば幸いです。もしこのブログを読んでいるあなたがペットに引っ掻かれた場合の適切な処置は、権威ある情報を下に対応するか、もしくは専門の部門を持つ病院に行き、医師の適切な指示に従い適切な処置を受けるなどの対応を切にお願いいたします!
コトのはじまりはここから
今日は土曜日。
私の勤める中国の会社は基本的に土日が休み。なので昼までゆっくり寝てました(おっさんですね)。ベッドの上で目が覚めて、携帯電話をいじりつつ、「今日はブログで新しい記事を書こう」と思って、いろいろ思考しつつ、まだ寒い部屋の中で起きて顔を洗い、歯を磨き、ちょっと洗濯物を干して、部屋の掃除とか、いつもの休みの朝(昼)を迎えていました。
ちょうど妻も厨房でお昼ご飯を作っていて、私も隣で溜まった皿洗いなどしながら、「今日はお魚料理だね~」なんて妻に声をかけて、そろそろお昼ご飯をたべる時間を迎えていました。
その後、パソコンを立ち上げようと思い、一旦自分に部屋に戻ったところです。そしたら、私の小さな書斎の窓際に、うちのねこみゃおみゃおがいたんですが、なにやら野良猫の声がすることに気が付いたんです。
普通じゃない、なにやら嫌な予感。
みゃおみゃおもその野良猫も窓越しにお互いの顔を見ながら
「ウ~、ウ~、ウ~、ハーーッ!!」
なんてねこ同士お互いの目を見て威嚇している最中だったんです。
書斎の窓には網戸があるので、ねこ同士が直接取っ組み合いの喧嘩をするようなシチュエーションではありませんでしたが、普通、知らない同士のねこと言うものは、基本仲は良くないし、万一お互いが出くわす場面に遭遇すると、こういう声による威嚇をして相手を退散させようとするものですよね。そういう意味ではよくある光景でした。
これが、その時に撮った写真です。↓
でも、こういう光景ってありそうであんまりないな、と思い、モノ好きな私は、思わず写真を撮ってしまい、この後の展開を注視していました。(しょうがないやじうま飼い主)
でも、その威嚇に耐えられなくなったのか、気の小さな我が家のみゃお君が相手から視線をずらしはじめ、下を見たり、退散するようなそぶりを見せ始めたので、私も飼い主として、うちのみゃおを応援するために、その野良猫を退散させようと思いました。
私は網戸に顔を近づけ、口で「シーーっ!」とか言って、その野良猫を威嚇しましたが、その猫はこういう威嚇は場数を踏んで慣れているのか、一向に視線をずらさず、体も動かさず、退散するそぶりは見せません。むしろ腰が座って堂々としています。
「さすが野良猫、度胸がいい、世間の荒波を経験しているヤツはさすが違うな」、なんて感心している自分がいます(笑)。
そこで、今度は、私が片手で窓の網戸をドンドンドン!と勢いよく何度か叩き始めました。
それでも、その野良猫はそんな威嚇にはびくともせず、退散するそぶりを全く見せません。
どうしてくれようか?と思っていたその瞬間!
悲劇は起こりました。
我が家のねこに突然顔を引っ掻かれた
その悲劇とは、
みゃおみゃおが、おそらく左手で爪を出し、突然私の顔をガサッ!と思いっきり引っ掻き、そのまま窓際を降り、サーッとそそくさと退散したのです!
一瞬で私は「あっ!ねこに引っ掻かれた!」と思い、突然ボクサーに顔面パンチを食らったようないままでにないヤバイ感覚が私を襲い、顔の一分(おそらく鼻の下)が出血して深い傷が出来ていることをすぐその場で感じました。
と同時に、「なぜ相手の野良猫じゃなく、私を襲ったのか?」という疑問が沸き起こり、訳が分かりませんでした。その理由を、本当に我が家のみゃおみゃおから事情徴収したいくらいです。こういう時ほどねこが話せたらいいのにな、なんて思ってしまいます。(それは到底無理な話ですけどね)
画像引用元:引っ掻かれた後にやったこと
ねこに顔を引っ掻かれた時に取った対応は次の2点です。(ご参考までに)
① すぐに傷口を水洗いした
まず私は、そのまま洗面所に行き、蛇口の水道を思いっきり出し、手を石鹸で洗い、素手で顔の痛い部分の水洗いをしました。ちょっと多めに出血しておりましたので、とにかく手を使い水で傷口を洗い続けました。
その後、妻に小さなガーゼを2枚持ってきてもらい、出血をガーゼで止めつつ、そのガーゼを水洗いしました。
洗面所には普段使っている小さなスプレー式のアルコールがあったので、それをガーゼに吹きかけながら、何度も出血をガーゼに吸い取らせつつ洗い続けました。
この作業、時間として、おそらく20分くらいはやっていたと思います。とにかく、ある程度止血するまで続けました。
止血がだいたい出来たところで、鏡で自分の顔を恐る恐る見てみました。
そしたら、鼻と上唇の間に2箇所斜めタテ方向に引っ掻き傷があるのが見えました。左首にも引っ掻かれた感触がありましたが、妻に見てもらったら、ちょっと引っ掻かれているけど出血はしていない、との事。そこは大した問題は無かったようです。
妻と話し、病院に行って処置をしてもらおう、という事になり、とりあえず妻に傷口に絆創膏を貼ってもらいました。ちょうど、鼻と上唇の下、いわば、「ちょぼひげ」が生える場所です。(私は生やしてません!)
妻いわく
「あなた、日本人に見える!」
と謎の発言。
絆創膏がちょぼ髭に見えたらしいです(笑)おいおいおい。
それに対し、無言で反応する私。
そして、妻がお腹が減った、というので、ササッと一緒にお昼ご飯を食べたのでした。
② 地元の病院に行って処置を受けた
自宅で止血までしたあと、妻と一緒にタクシーで地元の病院に行きました。
中国の病院に行って、処置を急ぐ場合、まず行くところは「急診」部門です。
ですが、中国の病院の場合、その病院で初診の場合は、まず病院内にある受付窓口にいって、「病历」(発音:びんりー)という、自分の病気の症状や処置をお医者さんが記録するA4サイズくらいの病歴記録用の小冊子を購入します。購入の際の値段は病院によって違いますが、普通1元−2元の安いものです。
「病历」(病歴本)を購入したら、病院内の「急診」部門を探し、その部門の部屋の中にいるお医者さんと会い、まず自分の症状やあったことを伝えます。
例えば、お医者様さんには、
- 今日のお昼ごろ、自宅で飼い猫に顔を引っ掻かれた。
- 家で傷口を水洗いした。
- 飼い猫に引っ掻かれて病院に来たのは初めてである。
と口頭で伝えます。
すると、お医者さんは、「病历」に私の状況を手書きで記録し、処方を記入してゆきます。その後、私がマスクと絆創膏を外し、直接傷口を見て、オキシドールのようなものを傷口に塗り、「このあと、薬代を受付で払ったら、処置室に行って注射を打ってきなさい」と伝えられました。
妻が薬代を支払った後、別室にある処置室に行き、処置を受けます。
今回私が行った病院から受けた処置は次の通りでした。
- 病院の同意書に署名を求められサインをした。
- 両腕に1本ずつ狂犬病予防ワクチン注射を打った。
- 7日後に新たに1本注射を打つこと。
- 21日後に更に1本注射を打つこと。
上の①の「同意書」とは、中国語で書かれた1枚の書面です。つまり、万が一注射後に体に異変が起きても病院はその責任を負わない、という内容ですね。サインをしないと注射をしてもらえませんのでサインをしました。
上に書いた処置ですが、私が行った病院の処置室の前にもしっかり表記がしてあって、「狂犬ワクチン接種」という題名で処置のステップが書かれています。
つまり、犬や猫に嚙まれたり、引っ掻かれたりした人を対象にしたワクチン注射のステップです。
初日に2本、7日後に1本、21日後に1本、合計4本のワクチン注射を打つことから、「2−1−1法」と呼ばれています。
2歳未満と2歳以上の子供への狂犬病予防ワクチン接種も接種箇所について規定が書かれています。
きょう私が受けた2本のワクチン注射は細い注射器を使い、左右の肩に1本ずつ打たれましたが、1本あたりの注射の時間は5-6秒であっという間に簡単に終わりました。打たれた後特に症状はありませんが、このブログを書いている今、すこし腕の打たれたところにチクッとした痛みを感じますが大した痛みではありません。
反省
今回の反省です。(ブログで反省するなんてめずらしい)
このような事が起きたのも、私がねこ同士の威嚇の様子に興味を持ち、その場に近づいてしまったことによる、私が原因の問題であり、こういう場合は近寄らないなど、ちょっと注意していれば避けられた問題です。
次のように反省しました。
- たとえ可愛いペットでも「動物」であることを意識すること。
- 飼いねこでも飼い主を引っ掻くことがある事を知ること。
- 動物どうしの「けんかの場」にはあまり近寄らない事。
- けんか中の動物は精神が不安定である事を知る事。
- 飼いねこの爪などは切っておくなどしておくこと。
- 万が一傷を負った場合はすぐ病院で処置を受ける事。
今日の中国語ワンポイントレッスン
猫(ねこ)
医院(病院)
狂犬疫苗(狂犬病ワクチン)
病历(病歴記録)
急诊(急診)
我被猫挠了(私はねこに引っ掻かれた)
まとめ
今回は、私が飼いねこに顔を引っ掻かれて病院で処置をしたリアルなお話をさせて頂きました。
あくまでも、私個人のお話で、個人の判断による対応であること、日本ではない、中国の地元の病院での出来事です。もしあなたが同じように飼いねこなどに引っ掻かれた場合は、その国、その場所での判断となりますので、御了承くださいね。
それでも、ペットは癒しを与えてくれる可愛い生き物です。
動物にも感情があるし、私たちも愛情を持って接してゆきたいものです。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
それでは、また!
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