中国いろいろ雑記帳

中国の1か月の生活費ってどのくらい?家族4人の生活費を大公開!

アイキャッチ画像参照元:写真AC

プロローグ 電卓の挿絵

こんにちは、しげるです。

突然ですが、「毎月の生活費」ってやりくりが大変ですよね。

私も日本にいる時も、中国に来てからも、会社勤めを始めてからというもの、毎月頂く「お給料」と年2回の「ボーナス」のみが収入であり、それをどのように使うか、使わなけれればいけないか、毎月色々とやりくりしながら、そして悩みながら何とか生きています。

私が中国に来てからは、中国で頂く「人民元の給料」と日本で頂く「日本円の給料」の2つがあるのですが、それらをいかにバランスよく使い、貯めるか、ということに常に悩み、増えては減り、増えては減り、を繰り返し今に至ります。

結婚してからは、自分の為だけではなく、家族の為の出費もあり、色々と大変ですが、何とか「借金」だけはせずにここまできました。(こんな自分を褒めてあげたい)

プライベートなお話なのですが、私の両親は私が10代の時に父のギャンブルによる借金が原因で離婚しました。サラ金業者が頻繁に家に取り立てに来て、それに癇癪を起して目の前で包丁を持って騒ぐ父親。それはそれは地獄絵のような大変な状況を目にしてきました。ですので、「借金」だけは絶対にしないようにしたい、でないと幸せな家庭が築けない、一家離散になる、自分自身は絶対に幸せな家庭を築きたい、ということを実体験で分かっていましたので、より借金という言葉にセンシティブになっています。

話がそれましたが、(気を取り直し、ウウン!咳払い)

ネットの検索結果にも結構上位に来ていたキーワードで、「中国+生活費」「中国+生活水準」という組み合わせで検索されているものがありましたので、読者の皆さんも関心の深いテーマなんだなと思います。

そこで今日は、私の家族の1か月の生活費をここでご披露したいと思います!

しげる
しげる
中国の生活費っていったいどのくらい必要なんだろう、というご質問にお答えします。私が中国で家族と暮らして実際にかかっているお金をここで公表します!
みゃおみゃお
みゃおみゃお
僕の生活費も入っているにゃん。ねこのご飯代とねこサプリ代、そしてトイレの砂代だにゃん。ハハ!
この記事を読むとこんなことが分かります
  1. 中国で1か月過ごすのに必要な生活費のリアル
  2. 生活費以外にかかるイレギュラーな出費について
  3. 節約するために自分が実践していること

1カ月のざっくり生活費

画像参照元:O−DAN

まず、私が中国で家族(4人家族)として暮らしてかかっている1か月のリアルな生活費はざっくりと下記のとおりです。

家賃 すでにマンションを買いましたので現在家賃はかかっていません。
住宅管理費 106.65元(2022年4月-6月の領収書による平均月額)
食費 1000元(食材を買ってきて自宅で調理する食費や果物代)
ワイマイ(食品デリバリー) 500元(ネットで注文して頼む食べ物の出前)
水道代 80.96元(2022年3月-5月の領収書による平均月額)
電気代 432.17元(2022年6月分の実際の金額)
ガス代 84.18元(2022年6月分の実際の金額)
日用雑貨費 300元(トイレットペーパー、厨房品、風呂用品、ひげそり等)
床屋代 20元(近所の馴染みの床屋で1回40元で散髪。2カ月に1回。)
ネット通販代(妻の分) 1500元(妻はほぼ毎日何かを買い、そして私が取りに行く)
ネット通販代(私の分) 150元(例えば日本製の食材などの購入等)
大学の生活費(息子) 1500元 (大学寮に入っているので食費や電気代など)
子供へのお小遣い 200元(息子と娘にそれぞれ毎月100元ずつ支給)
タクシー代 100元(毎月異なる)通勤や仕事関係分は会社負担。
電動自転車代 50元(毎月異なる)使う頻度によるが大体この金額以内。
携帯電話代 200元(妻+息子+娘) 私の携帯電話代は会社負担。
ネット代(中国プロバイダ) 60元(月額) 妻が契約している中国のプロバイダー
ネット代(日本プロバイダ) 380元(月額)私が契約している日本のプロバイダー
ねこのえさ代+ねこ砂代 50元 ネットで購入するので大体の月の平均額
ブログドメイン代 6元(日本円換算) 「お名前ドットコム」様と契約
レンタルサーバー代 49元(日本円換算) 「Mixhost」様と契約
自家用車のガソリン代 100元 (妻が運転、あまり乗らないので平均値取るのが難しい)
自家用車の年間保険代 84元 (月平均値)
総合計: 6,952.96元 (1元=20円として139,059円)

いかがでしょうか?

1か月の生活費合計:6,952.96元。

(日本円換算:139,059円!)

ほぼ7,000元(140,000円)です!

あなたはこの金額が多いと感じましたか、それとも少ないと感じましたか?

以上の費用は、実際の数字とおおよその数字の2つがミックスで計算されており、必ずしも100%正確ではありませんですし、実際子供へのお小遣い以外は出てゆくお金も変わります。でも、毎月生活していて、大体の出費項目はカバーしていますし金額も平均値とみて頂ければ結構です。

ばかにならないデリバリーによる食費

私が実際デリバリーで買ってきた食べ物の写真です。

 

たまーに食事の時間に肝心の昼食や夕食が準備できていなかったりすると、作るのも面倒なのでデリバリーで済ますこともあります。これはラクチンで自宅で作れない味が楽しめて結構ワクワクなんです。

ですが!

このデリバリー、アプリを開ければ、実にいろんなお店があって(よく頼む店は上位に表示されます、いわゆるウェブ用語で”Cookie”というやつですな!ハハ)、食べ物の種類も豊富で美味しそうなものも多く、誘惑に負け、ついついメインの他にサブメニューを頼んでしまい、それに、家族それぞれの好きなものを注文してネット上でお金を払ってデリバリーしてもらいますが、これが1回で約100元前後は出費するのです!

高いものだと1回で200元以上も出る事もあるんですよ(例えば大きな煮魚の料理とか)

100元って今のレートでいうと2,000円になります。我が家にとっては1回の食事の金額としては大きいのです。(-_-;)

みなさん、便利だけどネットのデリバリーのお金の使い過ぎには気を付けましょう!(自分へのいいきかせ)

それ以外のお金の出費

画像参照元:O−DAN

毎月のお金の出費についてさきほど列記しましたが、実はこれ以外にも定期/不定期なお金の出費があるんですそれは下記のとおりです。

  • 妻が株取引に使っているお金 (私はノータッチ)
  • 妻がかけている中国の保険代 (最初の頃は私が払い、今は妻が払っている)
  • 妻や子供の洋服代や教科書代 (妻が払っている)
  • 万一の怪我や病気の時の医療費 (その時による)
  • 妻の実家(江西省)への帰省費用(ガソリン代や宿泊代)(妻が払っている)
  • 息子の学費(大学4年生、2023年6月に卒業予定)(私が払っている)
  • 娘の学費(現在、高校1年生)(私が払っている)
  • 中国の社員や日本の上司の方などの冠婚葬祭費用(お祝いや慶弔に出すお金)
  • 息子や娘の携帯電話の買い替えやパソコンの買い替え(私と妻のどっちか)

これはもう、その時にならないと分からないものとなります。

上記の中で、息子と娘の学費については、パパである私が日本の給料から引き出して払うようにしています(夫婦協定(-_-;))。

中国で頂く給料は全額100%妻に渡しているので、そこから妻がいくら出費していくら残っているかは私は知らないのです。(ほんとは知りたいけど)。でも、妻は毎月その給料の範囲内でやりくりしてくれているので私はつべこべ言いません。自主性に任せています。(-_-;)

節約のために心がけていること

 

画像参照元:写真AC

エピローグ 豚の貯金箱の挿絵

ここまで見て頂いて有難うございます。

いかがでしたでしょうか?

中国は近年来物価もすごく上昇していますし、決して日本より安いとは感じません。

ものによってはむしろ高いのでは?と思うところもあります。

人民元自体の物価も上がっていますが、日本円換算した場合の値段も上がっています。昨今の為替レートも1元=約20円になっているのが影響していますよね。

そしてもし「持ち家」でなく「借家」だとしたら、家族4人が住むに十分なアパート代(例えば3LDK)だけで最低毎月1500元以上は出るでしょう。しかもこれは私が住む地方都市の汕頭での話です。

上海に行くと、1ルームの小さなアパートで家賃3000元なんてところは沢山あります。(私も実際上海のアパートに一人暮らししていたこともありますのでよくわかります)

そうすると、1か月の生活費が「1万元」近くになってしまうのが現実です。

こういった中で、私自身、少しでも節約するために心がけていることがあります。

  • 洋服は買わない。家にあるもので済ませる。
  • 買う前に、本当に必要なものかどうか、一旦落ち着いて考える。
  • いま買わなくていいものは、買わない。
  • お金のかからない、ウォーキングとインドアトレーニングで健康づくりをする。
  • 出来るだけ、自炊する癖をつける。料理も上手になる。
  • よく行くお店(ベーカリー)などは会員となり、常に割引価格をエンジョイする。
  • ネットでお得なものを探し、比較して、コスパの良いものを買う。
  • 日々、シンプルな生活をエンジョイする。
  • 毎月、貯金を考えて、使う金額の上限をつけておく。
  • たまにはちょっとだけ散財する。そのほうが生活ストレスが溜まらない。

以上、私自身の節約方法を書いてみました。ご参考になれば幸いです。

住む都市とか一人暮らしか家族と一緒かによってその生活水準は異なりますので、一概にいくら必要か?というのは難しいですが、私が汕頭という街でかかっている1か月の生活費をご披露させて頂きました。

ここまで読んでくれたあなたのご参考になれば幸いです。

今日も目を通して頂き、大変有難う御座いました!

また、アップしますね。

それでは!

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しげる
新米ブロガーしげるです。ただいま58歳! ブログを始めました! 中国からみなさんのお役に立てるいろんな情報発信してゆきます!

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